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テスラ フォード ピックアップトラック

テスラがピックアップ トラックにも参入!

米電気自動車メーカー大手、テスラモーターズのイーロン・マスク最高経営責任者は、経済誌Business Insider主催のイベント「IGNITION」において、米国市場で高い人気を誇るピックアップトラックのカテゴリーに参入するモデルのリリースを検討中であることを明確にしたとBusiness Insiderがリポートしています。

テスラの開発するピックアップトラックの目標は、米国のピックアップトラック市場で高い人気を誇るフォードのピックアップトラックFシリーズ(トップ画像)を考えており、此れをベンチマークに開発し、フルEVのピックアップトラックを5年後に登場させる可能性があると公表しています。

なお、現在販売されているテスラ モデルSも好調が伝えられており、それ以外にもエントリーセダンのテスラ モデルE、そしてクロスオーバーSUVモデルXの2車種もラインナップすることも予定されています。

テスラ モデルX 電気自動車 EV

しかし大きな問題も・・・

しかし問題があり、マスク氏はこれら電気自動車をディーラーを通さずに、直接消費者へ販売したいと考えています。ところが、テキサス州やバージニア州を含む各州のディーラーらは、それを阻止しようとあからさまに圧力をかけ、共和党が多数派であるノースカロライナ州の上院はテスラによるネット通販を制限することになる法案を全会一致で可決してしまいした。
ディーラー-サイドの主張としては、これらの法律がなければ、メーカーは資金力にものをいわせて、独立系のフランチャイズ店よりも安く自動車を売ることができるという事をその最大の理由にしています。しかし、ノースカロライナ州での販売ルートがネットだけのテスラにとって、これは致命的な問題となります。
そこで、マスク氏はこれらの法律はテスラには適用されないと反論しており。テスラはこれまでフランチャイズのディーラーを使ったことがないというのがその理由。ニューヨーク州とマサチューセッツ州のディーラーらとの衝突では、裁判所でテスラのこの主張が認められてきました。しかし、州の議員たちが地元で有力な雇用主や政党への寄付者らの懸念に同調しがちなところでは、うまくこの主張が通って来ませんでした。

しかしながら、テスラがピックアップトラックを販売しようとする場合には、この問題をクリアしなければ、販売に大きな影響を与えるのは必須となります。他の車種は海外などでも売る事が出来ても、米国内のそれも米国都市部以外が主要なマーケットのピックアップ・トラックには致命的な問題となるからです。しかもアメリカ富裕層で人気ナンバー1の車種は、BMWでもベンツでもなくそれ以外の選択肢「テスラ」となれば一層致命的でしょう。

この最終的な焦点はフランチャイズ関連の州法で。これらの法律の多くは、自動車産業の育ての親と言われるヘンリー・フォード氏が自身の自動車「モデルT」を売るために意欲のある起業家に目をつけて始めた自動車産業の黎明期にまでその起源をさかのぼります。

テスラは州の議事堂の前で議員らを対象に盛大な試験運転を披露、また州の下院でも休会に入る7月初旬前に同じように法案が可決されないよう、州で最も影響力のあるロビイストの1人を雇ったそうです。この論争、案外今後の日本市場にも波及するかも知れません。この販売方法がアメリカで認められて行けば、TPP加盟後の日本にも影響が出ないとは言えないからです。
 

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