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フェラーリ ディーノ クラッシュ

クラッシュしたフェラーリ ディーノが芸術作品として2500万円で落札!

フランス人アーティスト「Bertrand Lavier」氏が、フェラーリ・ディーノ308GT4をボコボコに大破させた芸術作品を制作しました。

このディーノ308GT4は、ディーノ246GTの後継車として誕生、2+2のバージョンとしてこの世に生まれました。デザイナーは当時ベルトーネ(主に車のデザインを行う企業)のチーフデザイナーであり、ランボルギーニ、ミウラ、カウンタック、ディアブロのデザインで有名なマルチェロ・ガンディー二。まさかこんな状態で芸術作品に生まれ変わるとは想わなかったでしょう。

この芸術作品は、パリで開催された国際現代アートフェアFIACで販売、既に2500万円でトルコのコレクターが購入したそうです。

ベースとなったディーノ308GT4
フェラーリ ディーノ308_GT4

最近、徐々に人気の再燃しているこのデザインを、ボコボコにしたこの作品を、芸術作品と見るかレストアベースと見るか、その価値は大きく異なるかも知れません。仮に芸術作品としても、ディーノのオリジナルエンジンや各部が総て完品ならば、愛好者としては芸術的価値を見出すかもしれません。でも、個人的には308でよかったと想ってしまいます。エンツォ・フェラーリが、もし生きていればこの芸術作品を喜んだでしょうか?それとも怒り狂ったでしょうか?知ってみたい方が多いのではないでしょうか。

ちなみに、ディーノとはエンツォ・フェラーリの息子にして、24歳で早くして亡くなった長男のアルフレード・フェラーリの愛称ディーノを、彼が病床で提案していたミッドシップ・スポーツカーに付けたのが始まりです。ディーノは進歩的な考えを持ち、ミッドシップエンジンに反対していたエンツィオの古い考えを変えようとしていました。それが彼の死後に実現され、フェラーリの本来12気筒であるべきものから外れていることで、ディーノのブランドがつけられました。

その意味では、現在市場に出ている、ミッドシップ・フェラーリは、総てアルフレード・フェラーリの息の掛かったものと言えるかもしれません。

ちなみに、アルフレードとはエンツィオの父親の名前でした。エンツィオは自分の長男に、父親の名前であるアルフレードを付けましたが、父親と区別するため、「アルフレディーノ、小さなアルフレード」と言う愛称でよんでいました。この「ディーノ」がブランド名となったのです。

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