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車文化を育てない日本

日本の自動車関連税が高額であることは、各界から指摘されており、経済界、特に自動車関連業界でも政府に直接働きかけていますが、一向に改まりません。一説によると、自動車関連税は、日本の租税収入の一割にもなると指摘している例も見受けられます。2重徴収で批判されているガソリンの暫定税もいつまで続くのでしょう。

では、なぜ日本は車に高額の税金を掛けているのでしょう。此れはいまだに車は贅沢品で、車を買える国民はゆとりが有るから、そこからの税金は徴収しやすい。との考えが在るとしか考えられません。更に、車は贅沢品で、庶民が乗るのは怪しからんと考えているのでしょうか。その結果、一部の方たちが言われているように、自動車関連税を禁止税的高額にしているのでしょうか?

現在、地方での交通機関、鉄道、バスなどの路線が縮小され、交通弱者は車に頼らずには居られない状況となっており、贅沢品等では無く、生活を行う為、更に収入を得る為の必需品となっているのにです。

また一方、このような状況以外にも、環境問題に貢献するように、CO2の排出量を削減する為、ハイブリットを含み小排気量化が進んでいますが、税収を引き上げたい為か、此れにも税額を上げようとの動きがあるようです。日本では車はただ単に税収源として、取れるところから取るターゲットとしてしか見られていないのが、此れを見ても明らかと推測できます。

また、欧州を始めとする、海外諸国では、必需品としての車ではなく、車を文化として捉えているような事例が多々あります。一例として、ドイツでは30年を超えて、オリジナルを保っている車は、文化財と見なされ、税額が低く抑えられると言うことです。更にイギリスでも同様な例があるそうです。
フランスには、ブガッティが基本となった有名な、しかも国営の自動車博物館があり、アメリカでも多数の自動車博物館、イギリスではクラッシックカーと認定された車両には、税金が課税されないなど、旧い車を文化財と捉え保護しています。
車に対する、日本の課税は、古くなった車の場合には税額を上げ、早く手放させると言ったような税金が存在しています。古くなった車は文化財としてではなく、環境を悪くする元凶としてしか考えられていないのでしょう。それを、そろそろ考え直していく時期に来ていると考えます。

繰り返しますが、車社会の先進国として、欧米各国は自国の自動車を文化として保護し、且つ、ブランド化を行い、それを旗印に貿易を行っています。これからは日本もそれを参考に、単なる自動車生産国としてで無く、自動車文化を大切にし、育て上げていける自動車先進国となって欲しいものです。古い車も、将来れっきとした産業遺産になると考えますが。

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