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ヤマト クイックデリバリー 1

運転手が降りてこない!?謎のクロネコヤマトのトラック!

最近は通販で何でも買えちゃう時代ですし、送料も安くなり、時間指定もしっかりできたりと便利になりました。小さいトラックで運んでくるドライバーさんを見かける機会も多いと思います。ところで、クロネコヤマトの宅急便でお馴染のヤマト運輸(その他ヤマトホールディングス傘下含む・以下ヤマト運輸)のトラックを、良く街で見かけると思うんですが、何となく不思議に思ったりしませんか?一般常識的に考えて、右ハンドルの車を運転してるのはずなのに、なぜか降りてこないでいつの間にか荷物を持ち出しているのを見かけたことはありませんか?もちろんドアは右側にもついています。
実はあの車は、トヨタのクイックデリバリーと言う、ヤマト運輸の「車内での作業時に腰をかがめる必要のない天井が高い車を作ってほしい」という依頼を受けて開発されたものなのです。
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クイックデリバリーの特徴

この車の特徴は大きく二つあります。助手席が折りたためることによってドライバーが運転席から左側ドアより外に出られる事。もう一つは荷室に直接と運転席がつながっている事。

ヤマト クイックデリバリー 2

要するに、運転手が車の中を自由に動けるので、車を止めた後荷室に行って荷物を持ち、助手席から出て配達できるのです。これにより、明確なメリットは交通量が多い場所や狭い道に停めて配達するときに左側(助手席側)から降りて安全に配達できると言う事です。この車の開発当時当初、ヤマト運輸は他メーカーに対して依頼していたそうですが断られ、唯一手を差し伸べてくれたトヨタだったそうです。その為か、いまでもヤマトの車はトヨタ(一部日野)の車ばかりとなっています。

クロネコヤマトの配送車の気になるお値段は?

と、ここまで書いて水を差すようなのですが、実は少量生産ゆえ、メーカー希望小売価格は消費税込みで550万円超と高額で、クイックデリバリーよりも格安なダイナ・トヨエースに移行していて、2011年(平成23年)には、生産・販売が中止されたと言う絶版車なのです。
現在ヤマト運輸はEVトラックにも力を入れていて、トヨタ・日野と共同開発して実験的に一部投入されているそうです。

ヤマト エコトラック

高額とは言え、とても効率の良いトラックですし、最初見たときはなんと画期的なんだ!と思ったのを覚えています。ただ、運転席が随分高く設計されているので、運転性能的にはバランスは悪い車だそうです。とは言え、まだまだ現役で走っている所を良く見かけます。近年、普通車にも助手席から簡単に降りられる車ありますし、復活の可能性もあるとかないとか。